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つらい椎間板ヘルニアを改善!今日から始めるセルフケア治療法

つらい椎間板ヘルニアの痛み、どうすればいいか悩んでいませんか? このページでは、椎間板ヘルニアの症状や原因を分かりやすく解説し、効果的なセルフケア治療法を詳しくご紹介します。自宅でできる簡単なストレッチや、日常生活での姿勢改善、睡眠時のケアなど、今日から実践できる方法が満載です。さらに、セルフケアの効果を高める生活習慣や、ヘルニアが悪化しないための注意点もご紹介。つらい痛みを和らげ、快適な毎日を送るためのヒントがここにあります。

1. 椎間板ヘルニアとは?

椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板という組織の一部が飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれなどの症状を引き起こす疾患です。 背骨は、頸椎(首)、胸椎(背中)、腰椎(腰)の3つの部位に分けられますが、椎間板ヘルニアはどの部位にも発生する可能性があります。特に、身体を支える負荷が大きい腰椎に最も多く発症します。また、比較的重いものを持ち上げる動作が多い20代から50代に多く見られます。

 

1.1 椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアの症状は、ヘルニアが発生した部位や神経の圧迫の程度によって様々です。代表的な症状としては、腰や首の痛み、脚やお尻、腕などのしびれ、感覚の鈍麻、筋力低下などが挙げられます。

発生部位

主な症状

頸椎

首の痛み、肩こり、腕のしびれ、手のしびれ、握力の低下

胸椎

背中の痛み、胸の痛み、肋間神経痛

腰椎

腰の痛み、お尻の痛み、脚のしびれ、足のしびれ、歩行困難

初期症状では、鈍い痛みや違和感程度の場合もありますが、症状が進行すると、激痛で動けなくなることもあります。 また、くしゃみや咳をした際に痛みが強くなることもあります。排尿や排便に障害が出る場合もあり、このような場合には早急に専門家への相談が必要です。

1.2 椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアの主な原因は、加齢による椎間板の変性です。椎間板は、水分を多く含んだ弾力のある組織ですが、加齢とともに水分が失われ、弾力性が低下し、亀裂が生じやすくなります。この状態の椎間板に、重いものを持ち上げる、急に体をひねる、長時間のデスクワークなどで負担がかかることで、椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫し、ヘルニアを発症します。

その他にも、遺伝的な要因、姿勢の悪さ、肥満、喫煙なども椎間板ヘルニアのリスクを高める要因と考えられています。特に、猫背や前かがみの姿勢は、椎間板への負担を増大させるため、日頃から正しい姿勢を意識することが重要です。 また、喫煙は椎間板への血流を阻害し、変性を促進させるため、禁煙も有効な予防策となります。

2. 椎間板ヘルニアのセルフケア治療法

椎間板ヘルニアの痛みやしびれは、日常生活に大きな支障をきたします。症状を和らげ、再発を予防するためには、セルフケアが重要です。ここでは、自宅でできるストレッチ、日常生活での姿勢改善、睡眠時のケアについてご紹介します。

2.1 自宅でできるストレッチ

ストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、椎間板ヘルニアの症状緩和に役立ちます。痛みを感じない範囲で行い、無理はしないようにしましょう。

2.1.1 タオルを使ったストレッチ

タオルを使ったストレッチは、首や腰の筋肉を優しく伸ばすのに効果的です。

  • 首のストレッチ:フェイスタオルを首にかけ、両端を手で持ち、頭をゆっくりと左右に倒します。
  • 腰のストレッチ:バスタオルを丸めて腰の下に置き、仰向けに寝てリラックスします。

2.1.2 椅子を使ったストレッチ

椅子を使ったストレッチは、職場や自宅で手軽に行えます。

  • 背伸び:椅子に座り、両手を天井に向かって伸ばし、背筋を伸ばします。
  • 体幹のひねり:椅子に座り、背筋を伸ばしたまま上半身を左右にひねります。

2.2 日常生活での姿勢改善

正しい姿勢を保つことは、椎間板への負担を軽減し、症状の悪化を防ぐために重要です。

2.2.1 正しい立ち姿勢

耳、肩、腰、くるぶしが一直線になるように意識しましょう。お腹に軽く力を入れて、背筋を伸ばします。猫背にならないように注意しましょう。

2.2.2 正しい座り姿勢

深く椅子に座り、背もたれに寄りかかりましょう。足を組むのは避け、足の裏全体を床につけるようにします。パソコン作業をする際は、モニターの位置を目の高さに合わせ、キーボードとマウスは体に近い位置に置きましょう。

2.3 睡眠時のケア

質の良い睡眠は、体の回復を促し、椎間板ヘルニアの症状改善に繋がります。

2.3.1 おすすめの寝具

マットレスは、適度な硬さで体圧を分散してくれるものがおすすめです。低反発マットレスや高反発マットレスなど、自分に合ったものを選びましょう。枕は、高すぎず低すぎず、首を自然なカーブに保てるものが良いでしょう。

寝具の種類

特徴

高反発マットレス

体圧分散性に優れ、寝返りがしやすい

低反発マットレス

体にフィットし、包み込まれるような感覚

2.3.2 適切な睡眠姿勢

仰向けで寝る場合は、膝の下にクッションやタオルを敷くと、腰への負担を軽減できます。横向きで寝る場合は、抱き枕を使うと、背骨がまっすぐになり、楽な姿勢を保てます。うつ伏せは、腰に負担がかかるため避けましょう。

睡眠姿勢

ポイント

仰向け

膝の下にクッションなどを敷く

横向き

抱き枕を使う

これらのセルフケアを実践することで、椎間板ヘルニアの症状を和らげ、快適な生活を送るための第一歩を踏み出しましょう。ただし、セルフケアだけでは改善しない場合や、症状が悪化する場合は、専門家への相談も検討しましょう。

3. 椎間板ヘルニアの治療法 セルフケア以外の方法

セルフケア以外にも、椎間板ヘルニアの治療法はいくつかあります。症状や痛みの程度によって適切な治療法を選択することが大切です。ここでは、代表的な治療法について解説します。

3.1 病院での治療法

病院では、医師の診断に基づいて様々な治療が行われます。保存療法で効果がない場合や、症状が重い場合には手術療法が選択されることもあります。

3.1.1 薬物療法

痛みや炎症を抑えるために、鎮痛剤や消炎鎮痛剤、神経障害性疼痛治療薬などが処方されます。筋肉の緊張を和らげる筋弛緩薬が処方される場合もあります。

3.1.2 理学療法

牽引療法や温熱療法、電気刺激療法など、物理的な刺激によって痛みを軽減し、機能回復を図る治療法です。運動療法では、ストレッチや筋力トレーニングなどを通して、患部の周りの筋肉を強化し、再発予防を目指します。

3.1.3 手術療法

保存療法で効果がない場合や、神経症状が進行している場合などには、手術療法が検討されます。代表的な手術方法には、椎間板ヘルニア摘出術、内視鏡手術、レーザー治療などがあります。それぞれの手術方法にはメリット・デメリットがあるため、医師とよく相談して選択することが重要です。

手術方法

概要

メリット

デメリット

椎間板ヘルニア摘出術

ヘルニアになった椎間板の一部を切除する手術

比較的歴史が長く、確立された手術方法である

傷口が大きくなる場合がある

内視鏡手術

小さな切開部から内視鏡を挿入し、ヘルニアを摘出する手術

傷口が小さく、体への負担が少ない

高度な技術が必要

レーザー治療

レーザーを用いてヘルニアを蒸散させる治療

傷口が非常に小さく、日帰りで行える場合もある

すべての症例に適応できるわけではない

3.2 専門家による施術

病院以外でも、専門家による施術を受けることができます。症状に合わせて適切な施術を選ぶことが大切です。

3.2.1 鍼灸治療

鍼やお灸を用いて、ツボを刺激することで痛みを緩和し、血行を促進する治療法です。東洋医学に基づいた治療法で、慢性的な痛みに効果的とされています。

3.2.2 マッサージ

筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで痛みを軽減する施術です。リラックス効果も期待できます。

3.2.3 整体

骨盤や背骨の歪みを矯正し、体のバランスを整えることで、痛みを改善する施術です。姿勢の改善にも効果的です。ただし、整体師の技術や知識によって効果に差があるため、信頼できる整体院を選ぶことが重要です。

4. 椎間板ヘルニアのセルフケア治療法の効果を高める生活習慣

セルフケアの効果を最大限に引き出すためには、日常生活における様々な習慣にも気を配ることが重要です。ここでは、食事、運動、禁煙に着目し、椎間板ヘルニアの改善に役立つ生活習慣について解説します。

4.1 食事療法

バランスの良い食事は、健康な身体を維持する上で欠かせません。椎間板ヘルニアの改善においても、栄養バランスのとれた食事はセルフケアの効果を高める上で重要な役割を果たします。具体的には、以下のような点に注意しましょう。

4.1.1 骨や軟骨の健康維持に役立つ栄養素を摂取する

椎間板の構成成分であるコラーゲンやプロテオグリカン、骨の形成に必要なカルシウムやビタミンDなどを積極的に摂り入れることが大切です。これらの栄養素は、骨や軟骨の健康を維持し、椎間板への負担を軽減することに繋がります。

栄養素

多く含まれる食品

コラーゲン

鶏皮、豚足、牛すじ、魚介類

カルシウム

牛乳、ヨーグルト、チーズ、小魚、大豆製品

ビタミンD

鮭、いわし、卵黄、きのこ類

4.1.2 炎症を抑える栄養素を摂取する

椎間板ヘルニアによる痛みや炎症を和らげるためには、抗炎症作用のある栄養素を摂取することも有効です。オメガ-3脂肪酸やビタミンC、ビタミンEなどは抗酸化作用も高く、身体の炎症を抑える働きが期待できます。

栄養素

多く含まれる食品

オメガ-3脂肪酸

青魚、アマニ油、えごま油

ビタミンC

柑橘類、いちご、キウイフルーツ、ブロッコリー

ビタミンE

アーモンド、ひまわり油、アボカド

4.2 適度な運動

安静にすることも重要ですが、適度な運動も椎間板ヘルニアの改善に効果的です。運動不足は筋力の低下を招き、椎間板への負担を増大させる可能性があります。ウォーキングや水泳など、腰への負担が少ない運動を継続的に行うようにしましょう。ただし、痛みがある場合は無理せず休息し、痛みが強い場合は医師に相談してください。

4.2.1 ウォーキング

ウォーキングは、特別な道具や場所を必要とせず、手軽に始められる有酸素運動です。正しい姿勢で歩くことで、背骨周りの筋肉を強化し、椎間板への負担を軽減できます。

4.2.2 水泳

水泳は、浮力によって腰への負担が軽減されるため、椎間板ヘルニアの方にもおすすめの運動です。特に、水中ウォーキングは関節への負担が少ないため、安心して行えます。

4.3 禁煙

喫煙は、椎間板への血流を阻害し、椎間板の変性を促進させる要因となります。禁煙することで、椎間板の状態の悪化を防ぎ、セルフケアの効果を高めることができます。また、禁煙は椎間板ヘルニアだけでなく、様々な健康問題のリスクを軽減するためにも重要です。

5. 椎間板ヘルニアが悪化しないための注意点

椎間板ヘルニアの症状を悪化させないためには、日常生活での注意が重要です。再発防止のためにも、以下の点に気をつけましょう。

5.1 重いものを持ち上げない

重いものを持ち上げる際は、腰に大きな負担がかかります。特に前かがみの姿勢で持ち上げるのは避け、膝を曲げて腰を落とした姿勢で持ち上げるようにしてください。また、重い荷物はできるだけ分割して持ち運ぶ、キャリーバッグなどを活用するなど工夫しましょう。

5.2 長時間の同じ姿勢を避ける

デスクワークや車の運転など、長時間同じ姿勢を続けることで、腰に負担がかかり、椎間板ヘルニアの症状を悪化させる可能性があります。1時間ごとに立ち上がって軽いストレッチをする姿勢を変えるなど、こまめな休憩を挟むように心がけてください。

また、座っている際には正しい姿勢を保つことが大切です。浅く座らず、深く腰掛けて背筋を伸ばし、足を床につけるようにしましょう。足を組む癖がある方は、足を組まないように意識することも重要です。

5.3 痛みを感じたらすぐに休息

腰に痛みを感じたら、無理をせずにすぐに休息を取りましょう。痛みを我慢して活動を続けると、症状が悪化する可能性があります。横になる、椅子に座るなど、楽な姿勢で安静にしてください。

5.4 急な動きや激しい運動を避ける

急な動きや激しい運動は、腰に大きな負担をかけ、椎間板ヘルニアを悪化させるリスクがあります。スポーツをする際は、準備運動をしっかりと行い自分の体力に合った運動を選ぶようにしましょう。特に、腰をひねる、急に体を反らすといった動作は注意が必要です。激しいスポーツは避け、ウォーキングや水泳など、腰への負担が少ない運動を選びましょう。

5.5 身体を冷やさない

身体が冷えると、血行が悪くなり、筋肉が硬くなってしまいます。筋肉が硬くなると、腰への負担が増加し、椎間板ヘルニアの症状を悪化させる可能性があります。特に、冬場は温かい服装を心がけ、お風呂でしっかりと身体を温めるようにしましょう。夏場でも、冷房の効きすぎには注意し、腹巻やストールなどで腰周りを冷やさないように工夫しましょう。

5.6 体重管理に気を付ける

過剰な体重は腰への負担を増大させます。適正体重を維持することで、椎間板への負担を軽減し、症状の悪化を防ぐことに繋がります。バランスの良い食事と適度な運動を心がけ、健康的な体重管理を意識しましょう。

注意点

具体的な対策

重いものを持ち上げない

膝を曲げて持ち上げる、荷物を分割する、キャリーバッグを使う

長時間の同じ姿勢を避ける

1時間ごとに休憩、こまめなストレッチ、正しい座り姿勢を保つ、足を組まない

痛みを感じたらすぐに休息

楽な姿勢で安静にする

急な動きや激しい運動を避ける

準備運動をしっかり行う、体力に合った運動を選ぶ、腰をひねる・反らす動作に注意

身体を冷やさない

温かい服装、入浴で身体を温める、腹巻やストールを使用

体重管理に気を付ける

バランスの良い食事、適度な運動

これらの点に注意することで、椎間板ヘルニアの悪化を防ぎ、快適な日常生活を送ることに繋がります。ご自身の身体の状態を把握し、無理のない範囲で生活習慣を改善していくことが大切です。

6. まとめ

椎間板ヘルニアの痛みは、日常生活に大きな支障をきたします。セルフケアは、症状の緩和や再発予防に効果的です。この記事では、自宅でできるストレッチや姿勢改善、睡眠時のケアなど、具体的なセルフケアの方法を紹介しました。タオルや椅子を使った簡単なストレッチは、隙間時間にも実践できます。正しい立ち姿勢や座り姿勢を意識することで、椎間板への負担を軽減できます。自分に合った寝具選びと適切な睡眠姿勢も重要です。セルフケア以外にも、薬物療法や理学療法、鍼灸治療など様々な治療法があります。症状に合わせて適切な方法を選択することが大切です。さらに、食事療法や適度な運動、禁煙などの生活習慣の改善も、椎間板ヘルニアの予防と改善に繋がります。重いものを持ち上げない、長時間同じ姿勢を続けないなど、悪化させないための注意点も理解しておきましょう。ご紹介したセルフケアや生活習慣の改善を参考に、椎間板ヘルニアの痛みを和らげ、快適な生活を送るための一助としてください。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

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